"Maxの野球教室"ルール編
Q237. 打者編
【問題】
〈状況〉1アウトランナー3塁。
〈起こったこと〉スクイズが行われたが、バッテリーが気づき外角に大きく外しました。
〈その後の動き〉その投球をバッターが飛びつき、片足が空中の状態でバットに当てました。打ち終わった後についた足はバッターボックスの外でした。打球は3塁に転がりランナーはホームに還り、バッターはサードゴロとなりました。
この場合はどんな判定でしょうか?
a)バッターはサードゴロでアウト。3塁ランナーの得点は認められる。
b)バッターはサードゴロでアウト。3塁ランナーは反則打球なので3塁に戻される。
c)バッターは反則打球でアウト。3塁ランナーは投球時に占有していた3塁に戻されます。
【解説】
正解はa)です。前回と同じような状況ですが、空中で打った場合は反則打球とはなりません。
"Maxの野球教室"ルール編
Q236. 打者編
【問題】
〈状況〉1アウトランナー3塁。
〈起こったこと〉スクイズが行われたが、バッテリーが気づき外角に大きく外しました。
〈その後の動き〉その投球をバッターがあわてて片足をバッターボックスの外に出して打ちました。打球は3塁に転がりランナーはホームに還り、バッターはサードゴロとなりました。
この場合はどんな判定でしょうか?
a)バッターはサードゴロでアウト。3塁ランナーの得点は認められる。
b)バッターはサードゴロでアウト。3塁ランナーは反則打球なので3塁に戻される。
c)バッターは反則打球でアウト。3塁ランナーは投球時に占有していた3塁に戻されます。
【解説】
正解はc)です。バッターボックスから片足でも完全に出て打ってしまった場合は反則打球でバッターアウトとなります。ボールデッドとなるので、3塁ランナーは投球時に占有していた塁に戻されます。
"Maxの野球教室"ルール編
Q216. 打者編
【問題】
〈状況〉ランナーなし。
〈起こったこと〉バッターが四球を選び、一塁へ。バッターランナーは1塁へ触れた後、1.2歩ベースを通り過ぎました。
〈その後の動き〉これを見たキャッチャーが1塁へ送球し、ランナーが1塁へ戻る前にファーストがタッチしました。
この場合はどのような判断がされるでしょうか?
a)離塁しているのでランナーはアウト。
b)ボールデッドなのでランナーはアウトにはならない。
c)ボールインプレイだが、ランナーはアウトにはならない。
【解説】
正解はc)です。四球でもヒットやエラーなどで出塁した時と同じに扱います。しかし、2塁へ進もうという行為を示した場合にタッチされればアウトになります。
"Maxの野球教室"ルール編
監督の選択権について。
Q205. 打撃編
【問題】
〈状況〉1アウトランナー1.2塁。
〈起こったこと〉バッターのバットがキャッチャーのミットに当たりながら二塁打を打ちました。
〈その後の動き〉2塁ランナーは生還、1塁ランナーは2塁を空過し3塁へ進み、バッターも1塁を空過し2塁へ進みました。
この場合ははどのような判断がされるでしょうか?
a)攻撃側の監督より打撃妨害のアピールがあった場合は、打撃妨害となり、1アウト満塁で再開。
b)攻撃側の監督より打撃妨害のアピールがあった場合でも1点入り、ランナー2.3塁で再開される。守備側から1塁ランナーとバッターについて空過のアピールがあれば3アウトとなり、得点は記録されない。
【解説】
正解はb)です。攻撃側監督の選択権はありません。これは他のすべてのランナーも進塁し、バッターも安打しているためです。守備側はランナーの空過をアピールすれば3アウトとなります。
Maxの野球教室"ルール編
監督の選択権について。
Q204. 打撃編
【問題】
〈状況〉2-1で先攻チームが勝っている9回裏、1アウトランナー2.3塁。
〈起こったこと〉バッターのバットがキャッチャーのミットに当たりながらライトフライを打ち捕球され2アウト。
〈その後の動き〉2塁3塁ランナーともタッチアップし、3塁ランナーは生還、2塁ランナーはライトの返球が悪送球となったことで生還しました。
この場合ははどのような判断がされるでしょうか?
a)攻撃側の監督より打撃妨害のアピールがあれば、3塁ランナー、2塁ランナーともそれぞれの塁へ戻し、バッターが1塁に進み、試合再開。
b)攻撃側の監督より打撃妨害のアピールがなければ、3塁ランナー、2塁ランナーともそれぞれの塁へ戻し、バッターが1塁に進み、試合再開。
c)アピールがあってもなくてもボールデッドとなり、得点は認められない。1アウト満塁で試合再開。
【解説】
正解はb)です。この場合では、アピールがないと得点が認められず、打撃妨害として1アウト満塁から再開されます。サヨナラ勝利になることなので、しっかりアピールしないといけません。
"Maxの野球教室"ルール編
監督の選択権について。
Q203. 打撃編
【問題】
〈状況〉ランナー2.3塁。
〈起こったこと〉バッターのバットがキャッチャーのミットに当たりながらショートゴロを打つ。
〈その後の動き〉バッターはショートのエラーで一塁に進塁。三塁ランナーは生還したが、二塁ランナーは進塁できなかった。
監督が打撃妨害を取ってほしいと言われた場合は、どのようになるでしょうか?
a)選択権が認められ、打撃妨害でランナー満塁となる。
b)選択権が認められ得点も認められる。ランナー1.3塁で再開。
c)選択権は認められない。ランナー1.2塁で再開。
【解説】
正解はa)です。選択権があり、打撃妨害の場合は生還した三塁ランナーは三塁へ戻し、満塁で再開されます。監督がプレイを生かしたいというときは1点記録され、ランナー1.2塁で再開です。申し出がない場合には打撃妨害の処置をして再開します。
"Maxの野球教室"ルール編
監督の選択権について。
Q202. 打撃編
【問題】
〈状況〉2アウトランナー2.3塁。
〈起こったこと〉バッターのバットがキャッチャーのミットに当たりながらライト前にヒット。
〈その後の動き〉3塁ランナーは生還、2塁ランナーが一気にホームに向かいましたが、ライトからの返球でアウトとなる。
監督が打撃妨害なので、打撃妨害を取ってほしいと申し出がありましたが、どのような判断になるでしょうか?
a)打撃妨害でランナー満塁となる。得点は認められない。
b)打撃妨害だが得点が認められ、ランナー1.3塁となる。
c)打撃妨害ではなく、攻守交代。
【解説】
正解はc)です。バッターも1塁へ生き、ほかのランナーも1個以上進塁しているので、ボールインプレイとなり監督の選択権はなくなります。一点入り、攻守交代となります。
"Maxの野球教室"ルール編
Q198. 打者編
【問題】
〈状況〉2アウト満塁
〈起こったこと〉5番バッターが打つところを間違えて7番バッターが打ち、3塁打を放ち3点が入りました。...
〈その後の動き〉次に6番バッターが打席に入り、1球が投げられました。その後6番バッターが外野フライを打ち、アウトとなり攻守交代となりました。次の回の先頭バッターは誰でしょうか?
a)6番バッター
b)7番バッター
c)8番バッター
【解説】
正解はb)です。次の回にピッチャーが一球投げるまでにアピールがなければ、前の回の打席が有効となり、7番バッターから攻撃が始まります。
正解はc)です。ピッチャーが6番バッターに1球投じた時点で7番バッターの3塁打は正当化されるため、次の回の先頭バッターは8番バッターとなります。
正解はc)です。次の打者に投球した時点でアピール権はなくなり、プレーが有効となります。そのため、次のバッターは5番バッターとなり、カウントも引き継ぎます。
"Maxの野球教室"ルール編
Q195. 打者編
【問題】
〈状況〉ノーアウトランナー1塁
〈起こったこと〉2番バッターが打つところを間違えて3番バッターが打ち、3塁打を放ちました。...
〈その後の動き〉1塁ランナーはホームへ生還したあと、守備側から打順が違うとアピールがありました。どのような判断になるでしょうか?
a)間違えたバッターが打ってしまったのでアピールは無効となり、得点が認められる。ノーアウト3塁で4番バッターの打順となる。
b)間違えたのでランナーのホームインは認められず、ノーアウトランナー1塁で2番バッターが打席に入り、やり直す。
c)2番バッターが入るところを間違えたので2番バッターはアウト、ホームインも認められず1塁へ戻される。1アウト1塁で3番バッターが再び打席に入る。
【解説】
正解はc)です。飛ばされてしまったバッターがアウトとなり、3番バッターの打ち直しとなります。
正解はb)です。故意落球になる場合は野手が打球をグラブや手に触れて落とした場合のみなので、この場合はダブルプレーが成立します。
正解はc)です。バッターボックスに片足が残っている状態でボールに触れた場合はファウルとなります。完全にボックスから出た後に触れた場合はバッターアウトとなります。
正解はb)です。ファウルライン上は走路となるので、守備妨害にはなりません。
正解はa)です。ワンバウンドした投球でもバットに触れたものはバウンドしないときと同様に扱います。